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【能津花火大会 & 世界水上畳走り大会】何度も無くなり、何度も復活してきた。故郷と人をつなぐ、小さなお祭り。

こんにちは!日高村デジタル(YouTube動画)制作担当です。

仁淀川の上に打ち上げられる花火

今月の記事では【能津花火大会】をご紹介します。今年8月5日に、コロナ期間を経て実に4年ぶりに開催。長い年月をかけて形を変えながら、『故郷と人をつなぐ』大切なものとなったこのお祭りにクローズアップしていきましょう。

まずは、動画をご覧になってください!

いかがでしたか?案内人の田中登茂久さんのお話を通して、地元の方の熱意が伝わってくるようでしたね。今回の記事では、そんな想いに焦点を当てたいと思います。

何度も無くなり、何度も復活してきた。

能津花火大会は二度の休止を経て、今回で三度目の復活を果たしました。一度目の休止は、イベントを作る中心世代が忙しくなったため。二度目の休止は、コロナのため。それでもなお、「地域にお祭りがあったらいいよね」という地元の方の想いのおかげで、今もお祭りを続けることができています。

お祭りはどんどん形を変えていきました。途中で「清流仁淀川の世界水上畳走り大会」も組み込んでみたり。実はこちらのイベント、過去にはTV番組『イッテQ』にも登場したことがあるんです!

そして今年のお祭りは、花火に畳走り大会に、マルシェにステージイベントと盛りだくさん。復活した年に、どうしてここまで規模を広げることができたのでしょうか?

小村神社前マルシェとのコラボ

今回の能津花火大会の復活は、小村神社前マルシェとのコラボもあって実現しました。

土佐国二宮 小村神社

小村神社とは、日髙村下分地区にある神社です。実は高知市にある一宮に次いで、土佐国二宮と位置付けられており、587年に創建されて以降1400年以上の歴史を持ちます。そんな小村神社付近で度々開催されているのが、『小村神社前マルシェ』。地元の有志により2020年に実行委員会が立ちあがり、マルシェは既に10回以上開催されております。実は過去noteで、小村神社前マルシェ実行委員会の戸梶さんにその想いを綴ってもらいました。

小村神社前マルシェに関わっている方の多くは村内事業者です。ベテランもいれば、子育て世代もいれば、日髙村に合流して年数の浅い若者もいます。一方で、能津花火大会の発端メンバーは現在75歳ほど。二つの団体が協働することによって、能津花火大会を無事復活させることができました。

イベントが、里帰りをする日に。

復活したお祭りが、『里帰りをする日』という役割を果たし始めています。仕事や結婚などを機に村外に引っ越した若者が、お祭りの日に帰ってくる。子供たちが自然の中でキャッキャッと遊び回る。お祭りがなんとも素敵なキッカケになってくれています。

お祭りは、担い手と、お金と、想いがないと実現しません。今も全国各地で、「来年でお祭りはやめにしようか」と悩んでいる方は多いと思います。日高村も例外ではなく、人口減少や地方の過疎化といった課題の当事者です。

そして今回のお祭りの復活を通して感じるのは、確かにそのような課題はあれど、「無理のない範囲で、できる限り、お祭りを続けることができれば素敵だよね」という村民達のただただ純粋な想いのように思います。

いかがでしたか?

今回のお祭りの復活にかける思いが伝わっておりましたら幸いです。
次回の動画と記事も、お楽しみに。



日本の高知のほどよい田舎”日高村”。

高知県の県庁所在地「高知市」から約30分。
人口5000人の村で、特産品のフルーツトマトを使ったオムライス街道で村おこしをしています。観光スポットとしては小村神社、名越屋沈下橋、霧山茶園などがあります。

日高村公式ホームページ
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高知県日高村【公式】
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日高村観光協会YouTubeチャンネル
日本の高知のほどよい田舎『日高村』にある日高村観光協会の公式チャンネルです。