【茶園の軌跡】山を開墾、ビジネスを展開。日高村・霧山茶園の今までとこれから
こんにちは!日高村デジタル(YouTube動画)制作担当です。
日高村では雨の日も多いですが、太陽がさんさんと降り注ぐ暑い日も多く、既に夏のような天気です。これからもっと本格的な夏が来ることを思ってワクワクしております。
さて今回は【土佐茶:日高村の霧山茶園】をご紹介いたします。現在、高知県日高村山間部の一角では、茶葉が青々しく茂っています。土佐茶のこと、霧山茶園のこと、元気よくお伝えしていきます。
『高知県はお茶も美味しい』
高知県にはカツオにあかうし、土佐ジローにうつぼ、文旦や梨など美味しい特産物やグルメが揃っています。本パートで知ってもらいたいことは、『高知県はお茶も美味しい』ということ。
「土佐茶」をご存知ですか?茶の三大産地は静岡県、鹿児島県、三重県ですが、高知県もまた全国に誇れる銘茶の産地といえます。県内では元々茶葉を多く生産してきましたが、平成20年頃までは静岡など大きな茶市場へブレンド用として出荷していたそうです。それが近年では高知県産の茶葉100%でつくられたお茶を「土佐茶」としてブランディングし、少しずつ知られるようになっています。
土佐茶は、
仁淀川や四万十川など大きな河川の上流山間部の急傾斜地で育てられる
山あいは日の出が遅く日没が早いため、昼夜の温度差が大きい
昼夜の温度差で霧が立ちやすく、霧が自然の覆いとして茶葉を包む
→結果、苦味が少なく、黄金色に澄んだ味わい豊かなお茶ができる。
と言われています。
【霧山茶園】の軌跡
今回は日高村唯一の茶園、【霧山茶園】をご紹介します。今回の動画の副題は「広大な茶畑とフロンティアスピリット」。どういうことだろう?と考えなら動画をご覧になってみてください。
いかがでしたか?
ちなみに、「広大な茶畑」とは「東京ドームおよそ5倍の敷地面積」のこと。今回の案内人、中山さんに筆者が初めてお会いしたときも「まぁ、そもそも東京ドームがどれぐらい大きいか知らないんだけどね」と笑って言ってくださったことを覚えています。
「フロンティアスピリット」とは、「開拓者精神」のこと。航空映像にもあった通り、約10年かけて霧山茶園は整備されていきました。そして山地開拓に限らず、平成7年の時点で急須の使用需要減少を見越して小売を始めたこと、これも「開拓者生産」と言えるのではないでしょうか。勉強を重ねたからこそ霧山茶園の「今」があることがひしひしと伝わってきます。
霧山茶園ホームページはこちらから▼
お茶を日常の中に。
筆者は麦茶はストックしており、その他のお茶は稀に飲みます。また、急須はあまり機会がなく、時々ティーポットを使う程度です。ですが調べてみると、急須で飲むとお茶が美味しい理由はいくつかあるそうです。
茶葉が広がるスペースがあり、閉じ込められた香りや味が滲み出る
陶器の急須の「吸水性」により渋味(カテキン)が吸着され、まろやかに
「耐熱性」「保水性」に優れ、長く美味しいお茶が飲める
など急須でお茶を飲むメリットがたくさん。ただ、急須でお茶を飲む習慣が減ってきているのもまた事実。ティーバッグやテトラタイプでお茶を飲むのもまた良いですね。
また、「霧山茶園」では体験メニューも実施しております。動画内ではお茶摘み体験を紹介しておりました(季節によるため、必ずお問い合わせください)。実際に自分で摘んだ茶葉を飲むことができたら、より身近に感じられそうです。また、ほうじ茶の焙煎と茶缶づくりも行っております。気になったら、是非チェックしてみてください。
体験についてはこちらから▼
いかがでしたか?
筆者は簡単に水出し茶がつくれる容器と、茶葉を買ってきたいと思います。本記事を通して、霧山茶園の方が茶作りを続ける思いが皆様にも伝わっていたら幸いです。
【霧山茶園公式インスタグラム】▼
日本の高知のほどよい田舎”日高村”。
高知県の県庁所在地「高知市」から約30分。
人口5000人の村で、特産品のフルーツトマトを使ったオムライス街道で村おこしをしています。観光スポットとしては小村神社、名越屋沈下橋、霧山茶園などがあります。
日高村公式ホームページ
日本の高知のほどよい田舎、日高村ホームページです。暮らしの情報、観光、村政情報など。
高知県日高村【公式】
日本の高知のほどよい田舎”日高村”の公式YouTubeチャンネルです。
日高村観光協会YouTubeチャンネル
日本の高知のほどよい田舎『日高村』にある日高村観光協会の公式チャンネルです。