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【落ち鮎】来年のお正月にいかが?仁淀川の鮎で作る「鮎じゃこのお雑煮」

こんにちは!日高村デジタル(YouTube動画)制作担当です。
2月を迎え厳しい寒さも落ち着いてきました。一方で年度末の忙しない時期になっていますが、お元気でしょうか?
さて、今月の記事は、鮎を使ったお雑煮の作り方について。度々登場していただく、ごはん処 山屋紅の店主、中野さんにお話をうかがいました。

日高村では【村まるごとデジタル化事業】の一環として、日高村の文化や食を、動画やweb記事という形で残していく活動をしております。


【鮎じゃこのお雑煮】里に伝わる生活の知恵|高知県日高村

まずは今月の動画からご覧ください。

いかがでしたか?
鮎の旨みがギュッと詰まった、今にも鮎とお出汁の香りが漂ってきそうな、美味しそうなお雑煮が出来上がっていました。

そもそも鮎は夏が旬の魚で、綺麗な川にしか生息できません。また、その芳醇な香りから「香魚」と呼ばれ、日本では古来から愛されてきた魚です。ただし、産卵をした鮎は味が落ちてしまい美味しくない。それでも鮎を食べるために、おじゃこにして、そして生まれたのが、鮎じゃこのお雑煮です。

また、鮎には縁起の良い逸話が残されているそうです。

そのため、私たち全鮎では、鮎のことを「笑顔を呼ぶ鮎(きちをよぶさかな)」と謳い、大切に育てています。

笑顔(きち)を呼ぶ魚。「鮎」。 全鮎|全国鮎養殖漁業組合連合会

特に今回のお料理は鮎のおじゃこのお雑煮です。笑顔を呼ぶ鮎で、正月を迎えられれば、心なしかいつもの正月より少しだけ幸せになった気がしませんか。

自然と先人へのリスペクト

また、取材を通して、中野さんの言葉には、自然と先人へのリスペクトが溢れていました。

「魚を捨てることなく、全て味わえるように料理をしてきた。それが本当の仁淀川の料理。」「私の里が私に自然の恵みの調理方法を、嫁入り道具として持たせてくれた。」

その上で、次の世代へとレシピを受け継いでいくことも厭わない。鮎のおじゃこのお雑煮だけでなく、中野さんのお店ではたくさんの美味しいお料理が食べられます。ぜひ一度足を運んでみてはいかがでしょうか。

もちろん定番の塩焼き

今回は鮎のおじゃこのお雑煮を取り上げましたが、やはり定番は塩焼き。

串に刺し、塩を振るのは想像に難くないですが、ヒレに塩をつける「化粧塩」も欠かせません。こうすることでヒレが焦げないそうです。
以前取材した時の動画で詳しく説明していますので、どうぞご覧ください。

こちらの鮎の塩焼きは、日高村能津地区にある屋形船仁淀川さんで食べることができます。ゆったりと遊覧する屋形船で仁淀川を堪能した後に、その仁淀川を眺めながらいただく鮎はまさに格別。塩加減もバッチリで、贅沢な香りと、はらわたのほろ苦さはたまりません。
わざわざ訪れたい鮎スポットです。
※取り扱いがない場合もありますので、直接店舗までお問い合わせください

いかがでしたか?

仁淀川には鮎がすんでいます。
これからも、そしていつまでも鮎がすめるように、奇跡の清流を守っていきたいですね。

そんなことよりも何よりも、2月にお雑煮の記事を出すなんて。正月はまだまだ先であまりにも待ち遠しいですが、来年の正月に向けて今から家庭の味を作ってみてはいかがでしょうか?
ちなみに鮎の日は6月1日(全国鮎養殖漁業組合連合会が2014年に制定)。ぜひお雑煮に塩焼きに、高知の、日高村の鮎を楽しんでみてください。


日本の高知のほどよい田舎”日高村”。

高知県の県庁所在地「高知市」から約30分。
人口5000人の村で、特産品のフルーツトマトを使ったオムライス街道で村おこしをしています。観光スポットとしては小村神社、名越屋沈下橋、霧山茶園などがあります。

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