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向上に伴うステーションの在り方

こんにちは!スマ友ステーション(デジタル共助ステーション)担当です!活動報告をします。今回は、12月8日(金)に「日高村観光協会」と「スタジオサイン」。そして、12月9日に「集落活動センターミライエ」をステーション巡回&ヒアリングしました。


今回あがった主なお困り事は、以下のような内容でした。

・スケジュールアプリの操作に関するお困り事!
・情報が多すぎて自分が欲しい情報に辿り着けない問題!
・LINEを見れる人は多くなったが、まだまだ自分から送れない人が多い問題!
・よく使うアプリの大掛かりな仕様変更に伴うアップグレード時の混乱!
・スマホの縦向き、横向き固定設定の方法が機種ごとで全然違うので困っている!

日高村観光協会

スマホ支援にゴールはないが、ステーションの支援にはラインが必要

上記のようなお困り事をみて思う事は、今までに比べて、お困り事のレベルがとても上がっているという事です。
今回のヒアリングで、日高村観光協会さんからは「スマ友ステーションができる支援や、村民が使えるようになるスマホレベルにもきっと限界がある。最近は当初の頃のようには、お困り事を持ち込まれなくなってきている」というお声をいただきました。
スマ友ステーションを設置した当初から、1番お困り事が持ち込まれてきた日高村観光協会さんがそう感じるのは、おそらくステーションが「村民へのスマホ普及事業における初速に勢いをつける」ところに大きく役割を果たせるようなステーション作りになっており、村内のスマホ普及率が実際に上がった現在とは状況がかなり変わっているからであると考えられます。
スマホに関するお困り事の支援は、一体どこまでやれば良いのでしょうか?今後さらにスマホに関するお困り事のレベルが向上し続けると、ステーションも同様にレベルアップしていかなければならないかというと、そうではありません。
今、村民の皆様のデジタルレベルは確実に下地が整い、今後ますます発展していく事でしょう。その発展の度合いは、個人の環境に起因するため、すべて一律に支援するのは困難です。よって、スマホ支援のゴールの設定は難しいと言えます。しかし、ステーションを今後も機能させ続けるためにはどこまでの支援をするかのライン設定が必要かもしれません。

能津集落活動センター ミライエ

スマ友ステーションが目指す村民のスマホレベル

公助の力でもなく、自助の力でもなく、わからない人がわかる人に教えるスタイル、すなわち共助の力で村まるごとデジタル化事業を支えてきたのがデジタル共助ステーション、スマ友ステーションです。しかし、上記でも述べたようにヒアリングによると、村内のデジタルに関するお困り事は一つひとつがレベルアップしており、さらに他ジャンルに及ぶためすべてに対応するのは今後、難しくなっていくと考えられます。
ステーションが今1番どのような支援をすれば効果的なのか。今後も、さらなるレベルの高いお困り事に直面した時に、その問題に対して、対応できる専門的な知識や解決力、そしてお困り事に対する寄り添いが必要になるのではないかと考えます。その部分での強みが各ステーションの色となり、また、村民のさらなるスマホレベル向上に繋がってくるのではないでしょうか。