スマ友ステーション2年目まとめ
こんにちは。スマ友ステーション(デジタル共助ステーション)担当です。
2023年3月の活動報告、及び2年目終了という事でその辺もまとめていきます。
●3月4日(土)スマ友ステーション巡回、日高村観光協会
●3月18日(土)スマ友ステーション巡回、eat&stayとまとと
スマ友ステーション2年目終了
デジタル共助ステーション事業がスタートして、2年目となる今年度のテーマは「機能させる」でした。共助の力でスマホ普及を加速させる狙いで作られた、デジタル共助ステーションは1年目に設置したものの、その役割やポジションが曖昧で全くと言っていいほど機能していませんでした。
そこで2年目となる昨年度は、設置したステーション毎に、できることやできないことの線引き、ご協力いただいている事業者さんへのヒアリングを重ね、しっかり機能させるところに着手してきました。それと同時に、新規ステーションの追加と、デジタルサイネージの設置にも取り組んできました。ヒアリングによるランク分けなどの甲斐あってか、初年度に比べてステーションが機能している部分が多く見受けられるようになってきました。
想像していた状況と違うのは、スマホ普及が思ったよりも急速なスピードで進んだため、ステーションの自発的な動きに関わらず、わかる人がわからない人に教えるといった当たり前の共助の力が村内で働いていた事です。
共助ステーションのヒアリングは、それらの状況を把握するための巡回になってきていたのも事実です。では、今後のデジタル共助ステーションはどのような動きをすれば良いのでしょうか?
3年目のテーマは「自立させる」
スマ友ステーションの名称の由来は、スマホを今まで使っていなかった、特にシニア世代の皆さんに「スマホは怖くないです。スマホと仲良くなりましょう。スマホは友達です。」という意味を込めたものです。
しかし、村内のスマホ普及率が8割を上回り始めた日高村は、デジタル共助ステーションを設置し始めた当初のフェーズにはいないと言って良いと考えます。つまりスマ友ステーションの役割もまた変化してきているのです。
そのような事も含めて、今年度のテーマは「スマ友ステーションを自立させる」としました。スマ友ステーションの役割は、ステーション毎でも変わります。その時の村内の様子でも変わります。それらの変化に全て対応していくには、ステーションとして登録されている、いち事業者さん毎に「どうアクションするべきか?何が出来るか?何が必要か?」考えて実施していただく、つまり自立していただく他ないと考えています。
そのために今年度では登録いただいている事業者さんの本業に、メリットがしっかりあるスマ友ステーションの形を模索し提案していきたいと考えています。
これからのスマ友ステーションと日高村
日高村にとってDXは大変大きな変化です。
この大きな変化によって生じる様々な問題や、村民が抱える不安に対して対応していけるスマ友ステーションを目指していきたいと思います。
技術は進化していきます。
特にデジタル関連の技術は、他のそれと違い進化のスピードが著しいため、なかなかついていけない人もいます。村がデジタル化を進める一方で、誰ひとりおいてけぼりにならないように、スマ友ステーションが存在しているんだという事を忘れずに、今後もあらゆる変化に気を配りながら進めていきたいと思っています。