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村まるごとデジタル化!1年で想像もつかないレベルに!

スマ友ステーション(デジタル共助ステーション)事業担当です。
活動報告とステーション事業でのヒアリング内容を報告します。

活動報告
●6月7日(火)スマ友ステーション巡回→サンシャイン日高店
●6月7日(火)スマ友ステーション巡回→あきちゃん
●6月30日(木)スマ友ステーション巡回→わのわ会
●6月30日(木)スマ友ステーション巡回→とまとすたんど
●6月30日(木)シニア向けスマホ教室 in 日高村立図書館ほしのおか視察
●6月30日(木)スマホよろず相談所、デジタル化進捗情報交換

スマ友ステーションが担うべき役割が明確化してきました!

6月は、サンシャイン日高、あきちゃん唐揚げ、わのわ会、とまとすたんど合計4ヶ所のスマ友ステーションの巡回&ヒアリングを行いました。

先月までに巡回したスマ友ステーション同様、通常業務を行いながら、共助の力でスマホのお困り事を解決するまでには至っていない事業者さんがほとんどでした。今後は村が進めるデジタル化事業の情報提供の拠点とスマ友サポーターの活動の場としての協力をお願いしていく形に落ち着きました。

1年前のスマ友ステーションスタート当初の狙いは、「ちょっとしたスマホのお困り事を共助の力で解決する拠点」としてスマ友ステーションが設置されたわけですが、1年間意図した形ではなかなか機能していませんでした。それは、スマ友ステーション側が何をしたらいいのか、どんな事ができるのか、明確になっていなかった事も原因の一つにあげられると思います。しかし、あれこれ言いながらも1年間スマ友ステーションを動かしてきた事によって、本業務に支障が出る範囲の動きには無理が生じる事や、スマ友ステーション側の方々も、お困り事を抱えている人たちがほとんどである事などの気づきが明確になってきました。それによって、スマ友ステーションで今後やっていくべき動き、担っていくべき役割が明確になり、スマ友ステーション運用がやっと本格的に動出してきたと感じました。

地域通過でスマホの利用促進


ステーション巡回で、ここ最近1番多い問い合わせは「地域通過について」との事でした。実際にお店で使う時に使い方を聞かれたり、どうやったら地域通貨がもらえるのかなど、お店の業務に直結する事業者さんは特によく問い合わせがあるそうです。

その大きなきっかけになっているのが、地域通貨の有効期限です。6月いっぱいまでに使わないと失効されるポイントの存在があったからこそ、「いつか使おう」と思っていた人も「使わないと損だ」というアクションにモチベーションが向上したと思われます。スマ友ステーションが今後担っていくべき役割の大きな一つとして「地域通貨の活用・利用促進で、スマホ利用のきっかけづくり」があげられると思います。

画面が暗いから明るくしてほしい、LINEに必要ない通知がきているから消してほしい、などのスマ友ステーションにご登録いただいている事業者さんの業務に直接的には関係のない事と違って、地域通貨は使える人が増えれば地域通貨で支払い可能なスマ友ステーションはやる価値がかなり高まってきます。

地域通貨のみならず、スマホ利用を促すことで事業者さんにとってメリットとなる事を想像し具体化してくことが、今度のスマ友ステーション発展の鍵となる事は間違いありません。

スマホ教室の参加者のレベルが想像以上に凄かった!


スマホよろず相談所のスタッフによる、スマホ教室の視察、参加者の方へのヒアリングを行いました。

1年前にスマホを手にしたばかりの頃は、電源の位置や電話のかけ方さえ満足に理解できていなかった皆さんが、なんと自分で会場のWi-Fiに接続してアプリのアップグレードをしていたり、LINEで写真を送っていたりという様子を目の当たりにして驚きました。

この日は、フリック入力についてお勉強する内容だったのですが、3分の1くらいの方しかスマホ教室中に理解できている方はいませんでしたが、家に帰って復習したり練習したり、友達で教えあったりするうちに1年間で想像もしなかったようなレベルまで成長したのだとヒアリングでわかりました。

スマホ教室でもスマ友ステーションでも大切なのは、「きっかけづくり」で全部をやってしまおうとせずに、ヒント、情報、コミュニティ、きっかけをバランスよく提供することにスマホ普及の鍵があると思いました。


日高村まるごとデジタル化事業
https://www.vill.hidaka.kochi.jp/kurashi/child_category_page.cgi?RANK=3&CATEGORY_ID=6&CATEGORY_ID2=16&CATEGORY_ID3=5